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変わり飛行機を飛ばそう

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材料

ペットボトル(折り紙),ストロー,はさみ,セロテープ(クリップ)

内容

・変わり飛行機を作って飛ばす。
・ストローを胴体にして,ペットボトルを輪切りにしたものを前後に取りつける。
・滑るようにまっすぐ飛んでいく。

詳細

 飛行機には,セスナ機などのプロペラで推進力を得るプロペラ型のものと,ジャンボジェットなどの噴射によって推進力を得る噴射型のものがあります。さらに噴射型は,ジェット式とロケット式に分かれます。ロケット式は,燃料と酸素などの推進に必要なものをすべて持っているので,大気圏外・宇宙空間などでも飛行することができます。
 このように,エンジンを動力として推進力を得ているものと比べると,この飛行機シリーズで作るものは,飛行機というよりも,グライダー型だといえます。
 グライダーは,推進のためのエンジンをまったく持たず,気流にのって滑空するものです。それだけに,安価で簡単に作れるというメリットがあります。
 この変わり飛行機は,その名の通り,翼らしいものがない変わった飛行機です。新聞紙を筒状に丸めただけでもスルスルと飛んでいくので,飛行機というよりは,ミサイルかもしれません。
 この変わり飛行機作りのコツは,前と後ろの輪の大きさを変えることです。前の輪を少し切り取ってテープでつなぎ直し,小さめの輪を作ります。この輪が前に,大きい輪が後ろにくるようにして,テープでストローに固定します。折り紙で作る場合は,10cmと15cm,幅2 3cmにします。また,軽すぎるので,クリップで固定します。
 飛ばす前に,前から見て,輪の中心線が前後で一致しているか,上から見て,輪がストローに対して直角に固定されているかを確かめます。輪が上になるようにしてストローを持ち,ほんの少し斜め上向きに押し出すようにして飛ばすと,なめらかに滑空していきます。風の影響を受けやすいので,体育館など,屋内の広い場所で飛ばしましょう。 関連実験(あわせて、こちらもどうぞ) ピークを作ろう ブーメランを作って飛ばそう ミニブーメラン miniピークを作ろう miniピーク 発射装置を作ろう

基本情報

分野 分野2 育てたいもの 管理番号 季節 場所 難易度 危険度
物理,生活 運動,力,エネルギー 遊び心,探求心 246 春夏秋冬
春夏秋冬
室内;
室内
やさしい
少ない
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